毎晩、寝苦しいです。
先日、家畜動物たちの現状を改善する運動に、微力ながら参加したく、朝日新聞に掲載されていた団体、アニマルライツセンターに寄付をしました。
(先月のパート代が三万円、そこから一万円。ううう い、痛いけど、母豚の苦痛はこのようなレベルではないはず。 なんとか生きている間の苦痛が減ってほしい。)
しばらくして、アニマルライツセンターから、資料やパンフレットが送られてきました。
1ページ2ページと読み進めて、
視線を窓にそらしました。
想像以上の衝撃を受けると、意思など すっ飛ばして勝手に涙が流れるということを知りました。
窓に映る空が、青ければ青いほど悲しくなるような気がしました。
もう……
知りたくないよ。
鬱になりそうだ。
だけど、これが日本の畜産の現状飼育で、自分の手を汚すことなく命をいただいている以上、目をそらさずに知っておかなければならない気がして、頑張ってもう1ページ読み進めました。
そして
完全に折れました。
母豚だけではないのです。
あらゆる日本の畜産動物の飼育方法は目を覆いたくなるものばかりです。
(アニマルウェルフェアの信念で大切に飼育されている畜産農家さんもいらっしゃいます。)
鶏に至っては、生まれた瞬間から、卵を産まないオスヒヨコはゴミ扱いです。
生きているものを扱う処理ではありません。
モノです。
殺処分方法はここではかけません。
(絵本、三びきのやぎのがらがらどんのトロルの最期とだけ記しておきます)
あれ?
こんなに反応してしまう私の頭がおかしいのだろうか?
日本の子どもたちが、この状況を知ったらどんなふうに考えるのか知りたい。
どうせ殺すんだから生きてる間が残酷だっていいんじゃない。って思うのだろうか。
ちょっと疲れたので猫タイム。
ただ、進展もあり
アニマルライツセンターが10年間大手食肉企業にストール廃止を訴えてきた結果、
日本ハムが2030年までに国内農場の妊娠ストールをすべて群れでの飼育に切り替えることを公表。
そして2023.6月、丸大食品は「施設や設備等の新設及び改築の際には、豚の妊娠ストールを廃止すべく、検討を進める」ことを公表しました。
(丸大食品も、日本ハムのように移行期限を決めて欲しいですね。)
妊娠ストール廃止に遅れをとっている日本の、大きな?小さな?一歩なのではないでしょうか。
がんばれニッポン!(今でこそ使いたいこの言葉)
ただ、問題は取り残される大手企業でない養豚場…
3590戸の養豚場が在る中、妊娠ストールフリーへの移行を検討している養豚場は数えるほどしか把握できていません。(アニマルライツセンター調べ)
ここからは消費者である私たちの意識が、重要な鍵となるのかもしれません。
全ての生物が、その命のある間、
清々しい青い空を見られるよう
考えていきます。
(オスヒヨコの殺処分反対署名運動 アニマルライツセンターHPにておこなっています)