家畜の過酷な現状を知ってから
白髪が増えたような気がする
令和5年7月26日(水曜日)つい先日ですね、
農林水産省は、
「畜種ごとの飼養管理等に関する技術的な指針」について、
公表しました。
これまでの指針と比較して、
結論からいいますとー
ほぼ、変わっていません!!
あーあー
意見交換会ってなんだったんだろう。。。
って出席された学識者の方や、消費者団体の方は、
肩を落とされているのではないでしょうか。
私もそのひとりですよ。
新指針の変更追加部分 赤色
ストールは、壁や上の棒にぶつかることなく自然な姿
勢で起立できるとともに、隣の豚を邪魔せず快適に横
臥できる適切な大きさのものを用いる。
ストール使用を許容してるし、
結局母豚は、方向転換も歩くこともできないし。
何も変わっていない。。。
「従来通りで大丈夫だ。」と、胸をなでおろした生産者の方々、
たくさんいるのではないでしょうか。
【実施が推奨される事項】 の中に
豚は、必要な場合のみ、囲い・おり等で個別に飼養する。自然な姿勢での起立、方向転換、十分な空間を提供する。
とあり、その下には
【将来的な実施が推奨される事項】
なし
「なし」の言葉にどれだけの母豚が絶望的になったでしょう。
推奨……
なんとも都合の良い言葉です。
推奨とは、対象のどこが良いのかについて
ポイントを挙げたうえでおすすめする。
強制力はともなわないので、
ストール使用は生産者にお任せ。
ということです。
あーまた白髪増えそう!!
しかし、希望は捨てていません
国内食肉大手5社は(日本ハム、プリマハム、伊藤ハム、スターゼン、丸大食品)妊娠ストール廃止に向けた姿勢を明確にしています。
一方、とり残された3590戸の一般養豚場の ストール廃止に向けての策として求められるのは、外食産業や、スーパー、そして私たち消費者ひとりひとりが意識を変え、半歩でもいい、できることから行動にうつすことですね!
…って、半歩の行動ってなんだろう。。。
今日のごはん
先日蒔いたミックスベジタブルが、
鶏のバタリーケージなみに密になり、育ちが止まってしまったので、間引きました。(近頃すべてが家畜の例えになってしまう…)
厚揚げを、にんにくをすりおろし ためんつゆに漬け込み、
オーブンやトースターで焼くだけ。
付け合わせに、しょうがと、間引いた葉っぱをのっけました。
これに、ひよこまめと野菜をトマト缶で煮込んだスープをつけて
夕ご飯とします。納豆もごはんにかけたら、豆三昧になりました。。。
これも半歩となるのかな?