母、母豚を想う時、AWをプレゼンします

AW アニマルウェルフェアって何?

故意の無知

   最近、家畜の現状を知るために、「僕が肉を食べなくなったわけ」という本を読んでいる。(2021年タイムズ紙ベストブック選出)著者は自ら食肉加工場で働き、狩猟をし、畜産漁業者、動物園経営者など動物と関わる分野の人々への取材を通して意見を述べている。

家で読むと鬱になりそうなので、仕事の移動中電車の中で、えずきそうになりながら、泣いてしまいながら読んでいる。人間以外の生物の置かれている、人間による残酷な現状に。

本を閉じて電車を降りるたびに呆然としてしまう。私は、人間はもっと優しい動物だと思っていた。自分も肉を食べてきたにもかかわらずそう思ってしまう。

 

人が人を助けたり、犬や猫をを助けると賞賛されるけど、家畜の現状を何とかしたいと言うと、呆れられる。
馬鹿にされるけど負けずにいこうと思う。
負けずに一体何と戦うのか。
それは、私がうっすら気付いていたにもかかわらず、見ないふりをしていた「故意の無知」
故意の無知と戦って、アニマルウェルフェアを広めていく2024年にしようと思う。

  「故意の無知」/「僕が肉を食べなくなったわけ」