母、母豚を想う時、AWをプレゼンします

AW アニマルウェルフェアって何?

お金に支配されている人

 

暑い……

「涼しい~」って言ってみる。


何にも変わらない……

農林水産相が、鶏卵生産大手「アキタフーズ」の元代表から大臣在任中に計500万円の賄賂を受け取ったとして2022年6月に有罪になった。

 

なんで賄賂を渡したの?

国際獣疫事務局(OIE)がアニマルウェルフェアに配慮した国際基準を策定するのに、日本として反対するよう要請していたからだ。

 

つまり……

ねえねえ大臣大臣。
狭いところにたくさん詰め込むバタリーケージの飼育方法でないと多くの利益が得られないから「家畜動物の苦痛をなくそう」なんてことは言い出さないでね。
  って、元農林水産相にお金を握らせたんだね。ダサいなー

 

しかし、有罪となっても、法制度は何も変わっていない。

何も変わらない……

 

アニマルウェルフェアへの配慮を求める側と、従来通りのやり方を続けたい畜産業者側との「綱引き」が続いている。

 

ぼくらやらなきゃ だれがやる

昔、天才テレビくんで流れていた歌が……

頼みもしないのに、脳内に、

静かに流れ続ける

 

 今晩のおかずは、「豆腐の唐揚げ」

木綿豆腐は固ければ固いほどうまくいく。
買ってきた木綿豆腐を、スーパーから帰った勢いで、水を捨て、ポンポン冷凍庫に入れる。食べたい日の朝に冷凍庫から出して解凍。水気をしぼり、後は鶏のから揚げと同じ要領。ニンニクのたっぷり効いた下味をつけると美味しいよ!

衣は、片栗粉と小麦粉を混ぜ合わす衣のほうが、個人的にはおすすめ。

 

参考文献/朝日新聞デジタル毎日新聞

 

そんな理由でお金を稼ぐ

お肉注文しました。

ストールフリーの放牧豚肉。
ホライズンファームさんから購入。(月ノ灯牧場さんも契約農家のひとり)
ロース、ベーコンブロック、あらびきひき肉、角切り、合わせて1600g.
お値段、1万ちょっと。(1万円以上は送料無料))

 

高い?

今までの工業的畜産のお肉と比べたら

高いです。
でもこれが、動物福祉に沿った飼育と、

命に見合った適正価格です。

これに パルシステムの平買い鶏肉

「までっこ鶏」600g 1000円を足し、

11,000円のお肉、2200gのお肉を,

家族五人でひと月かけて少しずつ食べることにします。

(子供三人18才以上)

一人当たり、ひと月440g、2,200円分のお肉を大事にいただきます。
そう考えると、そんなに高い金額とは思えない気がしませんか?

良質なお肉を少しずつ。
それがSDG'sの目標でもあります。
(グレタさん、少しずつ行動していくからね!)  

 

今月は3万円のパート代から
アニマルライツセンターに寄付1万。
お肉に1万1千円。

もはや
母豚の為にお金を稼いでいる気がします。。。

まあ、

そんな理由で働く主婦がいてもいいか。

いいか。。。

       


愛情もって育てられたお肉を調理するのは緊張します。

値段的にも絶対に失敗はできない。

ベーコンブロックを半分切って、

 

 

朝食。

朝食べる組三人で、一枚半ずついただきます。 

言うまでもない美味しさ。

パワーをいただき、

今日も右往左往、生きていこうと思います。




 

 

信頼

雨不足で家庭菜園の野菜が育たない為、

プランターで葉物を育てることにしました。

コラコラ

種を蒔いたら

二日で芽が出ました!水菜やロケットなどの

ミックスベジタブルです。

水道水、ありがたや。。。

蒔けば芽が出る。蒔かなきゃ出ない。

買わなきゃ当たらない宝くじみたいだ。。。


  

 

わたくし、もはや
ビーガンとまではいかないけれど、

ベジタリアンには  なっている気がします。

もし、今、一人で暮らしているとしたら、

日常、お肉は食べず、友人との外食や、

誰かのお祝いなどのハレの日に いただく程度だと思います。
しかし、実際には夫、育ち盛りの息子や娘がおり、

急に肉無し生活にして、仲たがいし、

一家離散になったのでは元も子もないので、

お肉を購入するというわけです。

 

そして畜産動物の生活を改善したいから、

アニマルウェルフェアを配慮した生産者さんに

一票を投じたいのです。

行動しなければ何も変わらない。

蒔かなければ芽が出ない、ここでも一緒ですね。笑

 

 結局、パルシステムでも、生活クラブでも、

ストールフリーのお肉を買えないということで、

ネットで探すことになりました。
すると2件、

見つかりました!

 

私の推し畜産農家さんです。

 

HORIZON FARMS(ホライズンファームズ)

https://www.horizonfarms.jp

国内外の畜産物や水産物を取り扱っています。放牧や放し飼いでの飼育に加え、ホルモン剤抗生物質は不使用。
念のため、メールにて

「母豚の妊娠ストールを使用している契約農家はありますか?」の問いに、一切使用していないとの丁寧な返信いただきました。

 

月ノ灯牧場

こちらも、◆母豚ストールフリー◆放牧肥育
応援メッセージメールしたところ、心のこもった返信いただきました。
どうしても、どうしても、読んでほしい……
一部抜粋

 

当牧場の母豚たちは全頭ストールフリーで、放牧、群飼育でも非常に健康に育っています。

分娩時には個別スペースを十分に確保しており、子豚との同部屋飼育期間でも圧死などの事故が起こらないよう十分配慮しております。

農場主の話では、何よりも母豚たちの子育てがとても上手なので、そういった事故はほとんど起きない、ということも聞いています。

しかし、このような飼育方法を続けるには、管理者の豚に対する観察力、豚への深い理解と経験が、この取り組みを支えていると考えています。
私たちと同じ飼育方法を全ての養豚生産者が取り入れていくことが現状では難しい点は理解しつつも、それでも、我々の飼育方法が「特別なもの」でなく、「当たり前」のものとなるよう、これからも努力を続けていきたいと思っています。

 

「何よりも母豚たちの子育てがとても上手なので……」
この一文に、

母豚を信頼している飼育者さんの

優しい眼差しが伝わり、

目頭が熱くなりました。

 

個人でも購入可能ということです。

URL: https://tsukinoakari.farm/

 

ホライズンファームでも取り扱っています。

 

また、ふるさと納税にも出品されています。
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=655749
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=655764

 

この夏

アニマルウェルフェアが日本中に広まりますように。。。

 

 

直球で叫んでも余計伝わらないもので

梅雨明け。

夏真っ盛りです。

猫もベランダの溝で伸びてます。(のびのび自由猫福祉)

さて、家畜の現状を改善しよう!なんて直球で言っても余計伝わらないもんで、

SDG’sの観点からと、

格好よく言ってみます。
と、いうか   本当に肉食を減らさなければ、
地球環境危機を招くことは明白なんですね。

 

温暖化まっしぐらの 負の連鎖図

 

安い肉をたくさん食べたい!

     

工業的畜産にて動物をモノかゴミのように扱い、大量に生産するにはたくさんの飼料が必要。

     ↓

飼料を育てるためにアマゾン森林を伐採し、大豆やトウモロコシの大規模農園をつくっちゃおう!

アマゾン森林破壊の原因91%が畜産業

     ↓

 森林伐採すると炭素を排出するうえ、乾燥し、干ばつや山火事が起こる。

     ↓

それでも お肉はたくさん食べたい!

     ↓

もっと森林伐採して飼料を育てるための大規模農園を作っちゃおう!

 

こうやって、干ばつ、洪水は世界の貧しい地域を真っ先に直撃する。

 

重さ1キロの牛肉を生産するのに、約6キロの植物が飼料として必要になる。

 

穀物の40%が畜産動物のエサに。

 

大豆の75%が畜産動物のエサに。

 

 

SDG‘sの何番にあたるの?
 それは

12番 

つくる責任 使う責任。
持続可能な生産・消費を考え、意識と行動を変えていくことが大切です。

13番

気候変動具体的な対策を
異常気象によって起きる災害をできるかぎり小さく抑えること。 

 

子どもたちは気づき始めていた。

 

1992年 セヴァン・カリス=スズキ 

当時12歳 国連環境開発会議にて
「生き方を変えなければなりません。未来を失うということは、選挙で負けたり、株取引で損をしたりすることとは、次元が違います。」

 

たいていの大人はこの異常気象が自分の行動から発生しているなどと思っていない。

 

今、安く、気軽に肉を買えるのは工業的畜産があるからで、でもそれは、環境破壊、家畜の苦痛を伴う生活のうえに成り立っている。

 

2019年 当時15歳 グレタ・トゥーンベリ
今後10年間で(温室効果ガスの)排出量を半分にしようという、一般的な考え方があります。しかし、それによって世界の気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は50%しかありません。人間のコントロールを超えた、決して後戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。もしあなた方が私たちを裏切ることを選ぶなら、私は言います。「あなたたちを絶対に許さない」

 

どうする おとな!

どうするの おとな!!

出典 

ナショナルジオグラフィック /傷つけられた地球 /未来に残す世界の森林

アニマルライツセンター

 

 

空はこんなに青いのに。という きれいごと

毎晩、寝苦しいです。

先日、家畜動物たちの現状を改善する運動に、微力ながら参加したく、朝日新聞に掲載されていた団体、アニマルライツセンターに寄付をしました。
(先月のパート代が三万円、そこから一万円。ううう い、痛いけど、母豚の苦痛はこのようなレベルではないはず。 なんとか生きている間の苦痛が減ってほしい。)

 

しばらくして、アニマルライツセンターから、資料やパンフレットが送られてきました。

1ページ2ページと読み進めて、

視線を窓にそらしました。
想像以上の衝撃を受けると、意思など すっ飛ばして勝手に涙が流れるということを知りました。

窓に映る空が、青ければ青いほど悲しくなるような気がしました。

もう……

知りたくないよ。

鬱になりそうだ。

だけど、これが日本の畜産の現状飼育で、自分の手を汚すことなく命をいただいている以上、目をそらさずに知っておかなければならない気がして、頑張ってもう1ページ読み進めました。

そして

完全に折れました。

 

母豚だけではないのです。

あらゆる日本の畜産動物の飼育方法は目を覆いたくなるものばかりです。

(アニマルウェルフェアの信念で大切に飼育されている畜産農家さんもいらっしゃいます。)

鶏に至っては、生まれた瞬間から、卵を産まないオスヒヨコはゴミ扱いです。
生きているものを扱う処理ではありません。

モノです。

殺処分方法はここではかけません。
(絵本、三びきのやぎのがらがらどんのトロルの最期とだけ記しておきます)

あれ?

こんなに反応してしまう私の頭がおかしいのだろうか?
日本の子どもたちが、この状況を知ったらどんなふうに考えるのか知りたい。

どうせ殺すんだから生きてる間が残酷だっていいんじゃない。って思うのだろうか。

ちょっと疲れたので猫タイム。

のびのび自然体

 

ただ、進展もあり

アニマルライツセンターが10年間大手食肉企業にストール廃止を訴えてきた結果、
日本ハムが2030年までに国内農場の妊娠ストールをすべて群れでの飼育に切り替えることを公表。
そして2023.6月、丸大食品は「施設や設備等の新設及び改築の際には、豚の妊娠ストールを廃止すべく、検討を進める」ことを公表しました。

丸大食品も、日本ハムのように移行期限を決めて欲しいですね。)
妊娠ストール廃止に遅れをとっている日本の、大きな?小さな?一歩なのではないでしょうか。

がんばれニッポン!(今でこそ使いたいこの言葉)

 

ただ、問題は取り残される大手企業でない養豚場…

3590戸の養豚場が在る中、妊娠ストールフリーへの移行を検討している養豚場は数えるほどしか把握できていません。(アニマルライツセンター調べ)

ここからは消費者である私たちの意識が、重要な鍵となるのかもしれません。

 

 全ての生物が、その命のある間、

清々しい青い空を見られるよう

考えていきます。

(オスヒヨコの殺処分反対署名運動 アニマルライツセンターHPにておこなっています)

自由はどこ行った?!

暑いのに、熱く語り過ぎてしまっています。

     

猫も暑くて木陰にいます。

と思いきや、なんらかの獲物を発見!
探しまくっているもう一匹。

本能のまま動ける!
これぞアニマルウェルフェアの基本ですね。

 

ストールフリー養豚場を探せ!

さて、新聞で日本の家畜動物の現状を知ってから、小さな小さな「意義あり!」を投じたくて、妊娠ストールを使用していない養豚場のお肉を買うことに決めました。

日本の養豚場の9割が妊娠ストールを使っている。では、あとの1割の養豚場はどこにあるのか?

 

毎日のごはんのことだから、身近に買えるところがいい。
まずは会員になっているパルシステムに問い合わせてみることにしました。
(生協関連は食のことを第一に考えているから、きっと妊娠ストールフリーなはず……)

 

パルシステムへ 一度目の質問内容(メールにて)

 質問

先日、新聞を見て日本の家畜の過酷な状況を知りました。
パルシステムさんの契約養豚場では、母豚は振り返ることもできない妊娠ストールを使って飼育されているのでしょうか?
(ちょっと攻撃的な質問の仕方になってしまった……苦笑)

回答

お問い合わせの飼育方法につきましては該当する産地はありません。
また、産地へは「公開確認会」を実施し、組合員の皆さまも参加し、飼育方法なども確認しております。
とのこと。(あーよかった。さすがパルシステム!)
そしてパルシステム産直データブック、アニマルウェルフェアに配慮した取り組みを添付してくれた。ありがとうございます。

 

どれどれと、その添付資料を見て見ると確かに肥育豚(生まれてから食肉用にする豚)に関しては広い柵の中でのびのび育てているようです。

      が、しかし!

赤ちゃん豚を笑顔で抱っこしている飼育員の背後に、ストールに入っている豚たちが映り込んでいる……

????????????????????

 

        


えーっと、私の質問の仕方が変だったかな?
肥育豚のストール使用だと勘違いされたのかな?

 

再び質問(二度目)

肥育豚をのびのびと育てているのはよく分かったのですが、母豚に妊娠ストールは使用しているのでしょうか?

 

回答

ひとつの養豚場(神奈川県 山口養豚場)以外はストールが行われております。
既存の豚舎では敷地の制限や経済的な規約など様々な理由で、母豚の群衆の為のスペース確保は難しい現状があります。

母豚は個々の健康状態や飼育環境の管理が非常に重要です。大規模な豚舎では個別の管理が難しく十分なケアを行うことが困難な場合があります。また、豚同士がぶつかり合う事故も起こり得ます。これらの要因によりストールを使用しているとのこと。
そして、ストールフリーの山口養豚場さんのお肉を指定して購入はできないとのことでした。

 

ちなみに

その山口養豚場さんのパルシステム取材の記事を読むと、飼養している豚は10,000頭近くいるにもかかわらず、母豚にできるだけストレスをかけないようにするため、ゆとりあるスペースに群れで飼う「群飼」という飼い方をしており、母豚は自由に動きまわっているという。

 

日本でもストールフリーで飼育できるのですね。

 

お次は 生活クラブ
こちらは会員でないので電話にて同じ質問。

母豚には妊娠ストールを使用するのでしょうか?

 

回答
すべての契約養豚場でストールを使用しています。 

(がーん)

個別管理だと一体一体の健康管理がしやすく、群れで飼育すると病気になった豚を見つけ出しにくいからです。とのこと。

えーっと、集団で感染するような病気が一匹でも見つかると、個体管理だろうが郡飼だろうが、感染している、していないにかかわらず、すべての豚を処分しなければいけなくなるはずだけど。。。

頼みの綱の生活クラブの契約養豚場でさえ、すべての母豚に妊娠ストールを使用していたのでした。

 

パルシステムも生活クラブも、つまりは健康管理が効率よくできるためとのことだけど、
それは人間側の都合でしかなく、
アニマルウェルフェア5つの自由
正常な行動を発現する自由
恐怖や苦悩からの自由は、あの檻の中の、
一体どこにあるというのだろう。。。。

 

疑問はつづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一筋の光 アニマルウェルフェア

街を歩けば、いたるところに飲食店の看板が並んでいる。

焼き鳥、牛丼、ホルモン焼き、しゃぶしゃぶ、ハンバーガー。

肉無くして成り立たない外食産業。

テレビをつければグルメ番組、大食い競争、料理番組、そのどれにも肉が溢れている。

ペットに与える肉のことなど考え出したら、

一体どれほどの家畜が必要なのかと、

もう、きりがなくなる。きりがなくなる。

大量に消費するには大量に生産しなければならない。

コストを抑えて大量に生産するには、

今在るスペースにできる限り詰め込んで飼育するしかない。

大量のものを飼育するには、動かさずに効率よく管理できる檻が必要。

家畜が身動きもとれず、どんな苦痛を強いられているかなど考えている暇はない。

そんなことを考えていたら、「安く、大量に」という消費者の欲求に追いつかないからだ。

 

 

アニマルウェルフェア

この過酷な家畜の現状を改善するべく、

今、世界で注目を集めているのがアニマルウェルフェア(動物福祉)という考え方だ。

動物が、生まれてから死ぬまでのストレスをできる限り少なくし、行動欲求が満たされた健康的な生活ができることがアニマルウェルフェアの原則とされている。

 

アニマルウェルフェアで求められる五つの自由

● 空腹と渇きからの自由

● 不快からの自由

● 痛みや傷、病気からの自由

● 正常な行動を発現する自由

● 恐怖や苦悩からの自由

 

この五つの自由は、 現在183の国が加盟している国際獣疫事務局(OIE)が国際基準としているもので、9割の母豚を一歩も歩けない妊娠ストールに入れている日本も、この国際獣疫事務局に加盟しているのでした。

本来、このアニマルウェルフェアが実現されていれば、日本の母豚も、群れで過ごし、鼻と鼻で挨拶をかわし、お得意の砂堀をして過ごせているはずなのではないだろうか。不快からの自由、正常な行動を発現する自由、恐怖や苦悩からの自由はどこにあるというのだろうか。

(写真 アニマルライツセンター)

 

次回 

一体、どこに行けば妊娠ストールを使用していない養豚場のお肉が買えるのよ?